【台湾生活193日目】台北小旅行1日目
こんにちは。
またもや後追いになりますが、1泊2日で台北へ旅行してきたので時系列でまとめます。今記事は1日目です。
台湾元は4倍してもらえたら日本円になります。(レート、下がらないね…)
※飲食以外のマスク着用、入店時のシステム登録、検温、アルコール消毒は行ってますが、記載を端折ってます。
朝から快晴。深夜2時に寝ましたが、元気に6時起きです。バスで寝ればいいかと思うとわりと夜更かししてしまいます。遠足は大体ワクワクして眠れないたちです。
出発は朝馬から。台北までは片道260元。片道約1000円で台北に行けるって素晴らしいなあ。他にもいくつかバス会社はありますが運賃はあまり変わらないので、何度か乗って勝手が分かっている統聯客運へ。wifiもあるので便利です。
8時20分出発を想定してやってきましたが、ちょうど到着したバスがあるとのことでそこに滑り込ませてもらいました。おかげで30分早く出発出来ました。
個人的に嬉しかったのは、初めて中国語だけでチケットを買えたこと。今までは事前にメモ書いて買っていたので。ほんのちょっとずつでも前に進んでいる、気がする…!笑
バスは2時間程度で台北に着きました。寝るかな~と思ったけど、一睡もしなかった。
到着が9時半すぎで、とりあえず朝ごはんが食べたかったので事前に調べていた朝ごはん屋さんに行くことにしました。台北でYouBike(レンタル自転車)に乗ってみたかったので、さっそく借りる。朝ごはん屋さんまでチャリで約15分です。
走り始めて5分、思ったのは台北、道広い!走りやすい!
道路はもちろんですが、歩道がもう……台中がダブルベッド(たまにシングルですらないときもあるが)なら台北はキングサイズみたいな…とにかく広い。
台中だと歩道自体まず無いことがチョイチョイあって、時にはバイクとデッドヒートみたいなときもあって、歩道あるところでも歩行者1人通ってもういっぱいいっぱいだったり木の根でボコボコしてたり、およそチャリの走行には適さないようなときもあって(色々言ってますが台中は大好きです)、とにかく台北ってデケェ…と思った瞬間でした。台北駅前だし、ことさら道の整備はされているエリアなんだろうな。
急にこういう建物が出てくる。ビビる。台湾は古い建物そのまま使い続けるのが本当にすごいと思う。安全を考えたら古い安全規則で建てられたものはどうにかすべきかもしらんけど、これが台湾の魅力でもあるから難しいとこだなあ。
チャリ漕いでて、突然中正紀念堂が出てくるのもすごい。
電車でしか来たことなくて土地勘も無かったので、思わず「うええぇ~」って声出ました。
目指した朝ごはん屋さん、中世紀念堂のすぐ裏にあります。
內用(お店で食べること)が出来なかったら別のところへ行こうと思っていましたが、仕切りがある状態で営業していました。が、まだまだ外帶(持ち帰り)のお客さんが多かったです。
ここは內用と外帶の注文カウンターが分かれています。空いている席をキープしつつ、注文カウンターへ。注文シートを見つけられなかったので、口頭で注文。
鹹豆漿(左)と甜豆漿(右)、合わせて50元。
鹹豆漿目当てで行ったんですが、飲み物を持っていなかったのとここは豆乳推しとクチコミを見たので豆漿(豆乳のこと)も注文。
鹹豆漿はあっさりで塩気も薄めでホッとする味。おいしい。ザーサイの塩気もそんなに強くないし、揚げパンもおいしい。ちょっとずつ豆乳が固まって、おぼろ豆腐になっていくのも良い。
そして豆乳なんですが、本当、びっくりするほど美味しかった。紀文の調整豆乳に勝るものは無いかなと思ってたんですが、ちょっと危ういです。でも味の種類が調整豆乳とは違うので、別のジャンルのおいしさかなとも思います。
まず本当に豆乳?って思うくらいクセがなくて、甘さも上品、ん?え?これ美味しい美味しい、でもなにこれ?え?って脳内でハテナ爆発させてたら、いつの間にか飲み終わったというすごい飲み物でした。
台湾の甘い豆乳って無調整豆乳を無理矢理甘くした感じがあまり得意ではなくて、だからこそ紀文の調整豆乳が私の中で不動の1位で居続けるんだろうなと思っていたんですが、いや~~~~~~~~~~~~ちょっとわからなくなりました。なんかもう牛乳みたいなクリーミーさもあるんですよコレ……それって紀文とは全然違うアプローチなんですよ…舌に対しての…なんなんだろう…わ、分かります…?誰かついてきて…
お前の豆乳を毎日飲みたい…と謎のプロポーズをかましたくなるくらい美味しいです。いや本当に毎日飲みたい。次台北行ったら必ず再訪したいです。
その後、改めて中正紀念堂へ。少し一休み。
中正紀念堂は白すぎてデカすぎて、うっかりしてると浄化されそうになります。
その後、バスで台北駅へ。旅行で来てるときはバスなんて恐ろしくて乗れない…!と思っていましたが、今ではガンガン乗れるようになりました。
ただ台北はバスの種類が多すぎて、数字じゃない路線も多くてバスアプリで探すのが結構苦労しました。結局見つからない路線もあったし。
MRT(地下鉄)で西門へ。MRT乗ると台北来た~って気持ちになる。
ここからしばらく、台北来た~!ってなりたいためだけの時間が続きます。
向かったのは西門。隔離が西門だったので、2回目の来訪。(隔離のときは入れなかったので、チラっと見た程度だったけど)
ここは台北来た~!って気持ちになるので好きです。用事ないけど、来ます。
台北来た気持ちになりたいだけなので、中をサラ~っと見て出ます。
その後バスに乗って、次の行きたい場所へ。
建成圓環。台湾の中で一番好きな場所です。隔離のときは来れなかったので、来れてめちゃくちゃ嬉しいです。
今はただの広場なんですけど、もともとは日本統治時代の公園から始まって、屋台が集まる美食の場所として栄えた場所です。その後は火災が起きたり営業不振などの影響で一時廃墟のような状況になっていたんですが、2016年現在の状態になりました。
私は兼高かおるさんの本「世界とびある記」でここの存在を知りました。
本の中で屋台街時代の記載があるんですが、「台湾の美食を堪能したいなら、ここに来るべき(ニュアンス)」とあって、何十年前の話だというのに「行かなきゃ!」と思い、調べたらとっくに無くなっていてだいぶ悲しかったです笑。
それでも昔の名残はちゃんと残っていて、来訪するたび、ああここで色んな人が美味しいもの食べたり生活したりしていたんだなあ~としみじみします。
資料もあります。写真や絵も豊富なので、中国語読めなくても大丈夫なのが嬉しい。
寧夏夜市の前にあります!
しみじみしてたら暑くなってきたのでかき氷を食べに行きます。
目的の店までは歩いて15分ほど。途中耐え切れなくなり、50嵐でパイナップル紅茶。
道自体はまっすぐなので迷うことなく向かいます。
途中、四神湯のお店を発見し、內用が出来そうなので食べることに。60元。
台湾の薬膳スープというのは知っていましたが、今まで食べたことがなかったので初挑戦。味は優しい塩味で漢方?香辛料?ちょっと薬っぽい風味のスープにモツとハトムギが入っていました。
モツは獣っぽさもなく美味しかったです。スープもあっさりなのでするする食べられます。しかし暑い。汗が死ぬほど出る。なぜ今食べた。
汗だくだくになりつつも、美味しいのでペロリでした。
これだけ汗かいたらもうかき氷への準備は万端。
冰讃!(ヒュ~~~~~!!)
マンゴーかき氷が人気のお店ですが、日本人が多く来ることでも知られています。ちなみに私が行ったときのお客さんも、全員日本人でした。
內用をやっていることは事前に確認済みだったので、注文と支払いを済ませて席へ。
頼んだのはマンゴーかき氷(芒果雪花冰)にプリン追加。160元に10元追加でプリンがつけられます。人気のトッピングなので、「加(追加するの意)…」と言いかけただけで「布丁!?(プリンの意)」って言われた。バレとる。
味はもう言わずもがな、美味しかったです。結構大きいので食べきれるかな…と毎回心配になりますが、そのときの胃の調子がどうであろうが食べきれなかったことがないので、いらない心配だなと店を出るときに思います。
そんでもって日本語めちゃくちゃ上手い店員さん、私が明らかに日本人って分かるのに、最後まで中国語で対応してくれて嬉しかった。(日本人ってバレるとすぐに英語にされること多し)
続いてちょっと初めて見るようなところに行きたいなあと思い、今まで行ったことがなかった松山文創園區へ。
来て思い出したんですが、このあたりはホテル隔離が終わって自主健康管理期間のときに滞在していたエリアでした。そうか松山文創園區のすぐそばだったのかあ。
入って早々「ズーラシア(動物園)来たか?」って気持ちになりました。
動物園序盤に設置されがちな鳥の檻来るか?って思いましたが、来ませんでした。
でもそれぐらい自然がものすごいです。
外観を撮るの忘れてしまったんですが、元タバコ工場をリノベした建物があります。中は雑貨を取り扱うお店や展示がいっぱい。
台湾の雑貨はかわいいものや奇をてらったものや綺麗なものや本当に様々で、見ていてとっても楽しいので大好きです。台中でもデパートの前とかでお店出してたりするし、そういう文化が盛んなんだなあ。デザフェスとか好きな人は絶対楽しいです。
日本の古いおもちゃや雑貨を扱っているお店もあります。
ファービー。急にホッとさせてくるのやめて。
タバコ工場の向かいにある、誠品書店が入っている建物。外観がハイパーおしゃれ。
古い建物と近未来な建物が同じ場所にあり、自然に溢れ、なんかもう「未来ってこういうことか…?」と思い始めてくるので危険(?)です。どこで写真撮っても素敵だし、一休みするでも何か見るでも、とりあえず来たら楽しめる場所だなあと思いました。
台北101が近いので、ふと見られてお得です!(お得?)
続いて、バスに乗って行きたかった手天品へ。
明日でいいかとヘラヘラしていたら翌日は休日と知り、閉店までそんなに時間もなかったので急いで向かいました。
手天品はパイナップルケーキをはじめとしたお菓子(焼き菓子多し)を取り扱うお店。
もともと台湾で買ったことはなく、日本にいるときに台湾好きの人から教えてもらったお店で、その後通販を利用して食べたのですがとっても美味しくて、台北に来たら絶対店舗に行ってみたかったんです。
パイナップルケーキと如意捲(シナモンクッキー)を買いました。パイナップルケーキはもちろんですが、如意捲がとにかく美味しいんです………ほんと…シナモン苦手な人でもいけるかも。私が苦手なので、最初は恐る恐るだったんですが、口にしたらむちゃくちゃ美味しくてほんとかっぱえびせん並みに止まらなくなります。キケンです。でも食べてください。
ナツメと胡桃が一緒になったお菓子もあるんですけど、それもキケンです!ビスコッティを薄切りしたものやブラウニーやゴマクッキーもキケン!もちろんパイナップルケーキも!キケンばっかり!でも食べてください。
そのとき対応頂いたお店の人がとても優しくて嬉しかったのですが、後々インスタでお礼のメッセージ送ったらそれにも優しく返事が返ってきたのが嬉しかったです。
あとここは師範大の近くで、近くを通りかかることが出来ました。「こ、これがあの師範大…!」ってなりました。ミーハー。
このあたりでチェックインの時間が近づいていたので、宿へ向かいます。
宿は前から泊まってみたかったOwlStay FlipFlopHostel Gardenへ。
泊まってみたかったのももちろんありますが、今回ちょっと下心があって、以前旅行出会ったスタッフさんとまた会えないかなぁと思ったんですよね……(我ながら怖い…)
というのも、自分語りになっちゃうんですが(自分のブログなんで許してくれ)そのときの旅行がワーホリをするきっかけになったというか、まだあやふやだった「台湾に住んでみてえな~」ってことを「やりたいなら後悔しないほうがいいよ」ってその人がサラッと言ってくれて、それで何となく楽になったというか「行っていいんだ」と思えて、そっからお金を貯め始めたっていう経緯もありまして。それが私の中で結構特別な経験だったというかなんかそんな感じだったんです。(シメがゴミ)
そういった経緯もあり、どっかのタイミングでその人にお礼を言いたくて、でもその人の連絡先も知らなければ名前も分かんなくて、もう宿に行くしかないと思って我ながら気色悪いなとは思いましたが色々かき捨てだ!と思い(?)泊まることにしました。
チェックイン後、スタッフさんに恐る恐る尋ねると「この子?」と写真を見せて頂いて、ばっちしその人だったので「その人です!」と伝えると「明日、ここに仕事しに来るから会えるかも」と言っていただき。もちろん期待して行ったんですけど、実際会える可能性が出てくるといやいやいやいやいやマジか!?となってしまいました。が、ここまで来たら会いたいしお礼も言いたい。私のこと覚えてないかもしれないけど…(完全なる自己満足~~)
荷物を自分のベッドに置いた後は、夜市に行くことにしました。
近くに寧夏夜市があるのでそこでもよかったんですけど、せっかくなら行ったことない夜市に行きたいなと思い台鐵に乗り松山へ。
台鐵には初めて乗ります。
松山は環島の開始地点らしい。環島、やってみたいんですが台湾を一周することぐらいしか知識が無くて、どれぐらいかかるのか、一人でも出来るのか、全く分からない状態です。調べます。
そして松山の夜市といえば饒河街観光夜市!
大きな寺廟がお出迎え。やっぱ道教って派手だわ。
ガイドブックで何度も見た門構え。
週末ということもあるのか、思ったより賑わっていて活気がありました。內用してる店も多々あったし多少隙間が空いた場所もありましたが、もともと大きな夜市なのでたくさんお店があって歩いているだけでも楽しかったです。
ここで食べたのは腸粉。最近まで知らない食べ物だったのですが、卵や野菜やエビをモチモチの生地でまとめて、ダシと一緒に食べるものみたいです。鉄板の上で焼いたかと思ったら、蒸し器みたいなものにすかさず差し入れて蒸し始めたり、それを何度か繰り返してました。辛くするか聞かれたので、一點點(ちょっとだけ)とお願いしました。メインの具は色々選べたんですが、海老入りのにしました。値段は80元。
味はちょっとびっくりするぐらい美味しくて、今まで知らなかったことを後悔するレベルでした。また食べたい。
食べた後はシメで麵を食べに行きました。
初めて台湾に行ったときに行った高家荘。看板にも書いてありますが、米苔目が有名なお店です。
ここを知ったのは私のバイブル「今日も世界のどこかでひとりっぷ」で紹介されていたから。つるつるモチモチの麵が最高に美味しいです。初めて来たときはもう何もかも分からなくて、とりあえず店に入って壁に貼ってあるメニューを指さして無理矢理会計してもらいました。今回は中国語で注文出来て嬉しかった~。
米苔目は35元。あっさりめのスープにタピオカが使われたモチモチ麵とニラのトッピング。美味しいです。これも胃袋のコンディション関係なくするっと食べられます。
食べた後は徒歩で宿に向かいつつ、夜の建成圓環を見に行きました。そして先述した通り付近には寧夏夜市があるので、のぞいてみます。
規模が幾分か縮小されていて、入口手前はバイク置き場になってました。
少し奥まったところで夜市がやってました。早く通常の規模に戻るといいなあ。
宿に帰ったのが22時過ぎていたので、お風呂に入って共用スペースで少しだらっとして眠りました。共用スペース、可愛かったです。
1日目終わり。2日目に続く!