【台湾生活353日目】花蓮旅行
こんにちは。
今日は花蓮へ一人旅に行ってきました。
今回はバスで行きました。
長距離バスは2020年運行開始と、最近出来た路線のようです。
台北からのバスは、南港駅のバスターミナルから運行しています。1時間に1本くらいあるかと思っていましたが、コロナの影響でUBUSは1日1本(7:30)、台北客運は1日2本(9:00、15:00)というスケジュールになってました。
バスは片道3時間半近くかかるということもあり、9時発では到着が午後を過ぎるため、必然的に7時半のバスに乗ることに。久々の早起きで死にそうになりました。社会復帰出来るのか、私。
初めて降りた南港駅は高鐵と台鐵もあり、なんとも便利そうな駅。
が、早朝なのでお店はやっていません。コンビニもやっていません。朝ごはんを調達したかったけど諦めます。
南港駅のバスターミナルは地上にあって、とりあえず地上に出ればなんとかなります。(雑)
昨日まで雨だったけど、今日は晴れ間が見えている!ウレシイ!
バスターミナル到着後、チケットを買いにUBUSのチケット売り場へ。が、営業時間が7時からだったのでしばし待ち。
、、、、が、7時過ぎる。特に人が来た感じもない。アルェ〜?と思い始めたころに人がやってきてホッとする。運賃は片道320元。
バスは3列シートでフカフカでした。寝るのには最適だけど、クーラーがガンガンに効いているのでかなり寒いです。乗客は私含めて4人でした。wifiも充電もあって設備は完璧です。
道中ほぼ寝てましたが、途中太魯閣あたりを通るのでその時だけ懸命に目を開けるように頑張りました笑。が、眠気に負け記憶は飛び飛び。気づいたら到着してました。
ちょうど3時間ぐらいで到着。思ったより早く着いてラッキーです。
今日は市街地をぶらぶら。とりあえず遅めの朝ごはんを食べに行くことに。
花蓮の移動手段はバスに頼ろうと思っていましたが、バスが思ったほど便利じゃなかったです。何回か乗りましたが、ほとんど私しか乗ってなかったような…
乗る人自体そんなにいないのか、本数もあまり無い様子。初乗りは25元。
あとこれはバスによりますが、私が乗ったやつは完全に長距離バス仕様で下車鈴すらなかったです。笑
乗る前にここ行きたい!って伝えて乗せてもらったので、乗り過ごすことなく済みましたが、旅行とかワーホリでそんな経たないうちに来てたらくじけたかもしれません。
バス停から徒歩3分ほどで「戴記扁食」に着きます。メニューが恐らくワンタンスープしかないのかメニューらしいメニューがない。持ち帰りの説明とかしかない。お店に入るといくつ食べるかだけ聞かれるので数を答え、空いた席に座ります。体感10秒ぐらいで来ました。
あっさりスープにワンタンが10個入ってます。テーブルに味変用の調味料がいくつかおいてあります。ワンタンスープにセロリが入っているのが好きなんですが、ここもセロリが入っていて、しかもややたっぷりめに入ってたので嬉しかったです。
お金は食べ終わった後、数を申告して払いました。70元です。
空腹で胃がシクシクしてたのがおさまったので、元気よく近くの「花蓮文化創意産業園区」に行きます。もともとここは日本統治時代の酒工場で、なんかいい感じにリノベーションされています。
今はテレビドラマ「茶金」の特別展示がやってました。見たことないんですが無料だったしせっかくなので入りました。さらっと見て出ようと思ったんですが、キャラクターひとりひとりの説明や小道具が色々あって、見たことない人間でも結構楽しめました。
衣装もみんなかわいかった。隔離中見ようかな。
そのあともうちょっとお腹に入りそうだと思い「周家蒸餃」へ。
ここは水餃子と小籠包が有名なお店で、お昼時ということもありすでに行列が出来てました。が、ここは一人旅の利点、隙間の席にスルッと入れさせてもらいました。
小籠包が10個で50元という破格で、しかも1個が大きい。小籠包というより肉まんです。
事前に見てた写真がめちゃくちゃ大きく見えて、いやさすがに10個は無理と思っていましたが、いやいや実際はもっと小さいかもなとも想像しつつ、列に並びながら実際に蒸された小籠包たちを見てみると、やや小ぶり中ぶり(そんな言葉ない)な肉まんぐらい。
………3個にしました。(ビビリ)
1籠10個って数があらゆるところに書いてあるので、エッこれ10個食べなきゃダメなやつか?という気持ちになりかけますが、実際は3個みたいなハンパ数でも余裕で注文出来ます。ので、ひとりでも全然余裕です。オススメです。
ちなみにこれに小さい酸辣湯つけて35元。安すぎ。
小籠包は皮厚めで美味しかったです。酸辣湯は酸っぱすぎず好みの味でした。
店の隣にも同じようなお店があるんですが、ここはもっと並んでました。同じような小籠包が死ぬほど店頭で作られていました。店は違うっぽいです。
ちなみにここは夜通り過ぎてみたらさらに列が伸びていて、ちょっと興味をそそられました。
その後、店の近くに「花蓮鉄道文化園区」という昔の駅舎を再利用した施設があったので行ってみます。東大門夜市の目の前にありました。
ここは日本統治時代の旧花蓮駅跡地だそうです。
駅は夜市(は当時無かったと思うけど)のそばにあるほうが楽だなぁ。(夜市の帰り駅そばのホステルまで徒歩40分近く歩いた人)
あとSLが置かれてます。(説明あっさりすぎ)
続いて「松園別館」へ。
花蓮鉄道文化園区から歩いて30分程度でしたが、このあたりで気温がぐんぐん上がってきて久々に半袖でも暑いレベルになってきました。
特攻隊基地の跡地だけあって高台に作られていますが、向かう道中きつくはない程度の緩やかな坂道が続きます。途中橋もあって眺めは最高、おまけに道も広かったのでバイクで走ったらめちゃくちゃ気持ち良いと思います。
ここから見る眺めはとてもきれいでした。海も見えます。
ただすっかり忘れていたんですが、花蓮は死ぬほど小黑蚊がいます。ここのベンチに5分程度腰掛けていたら、あっという間に腕がやられました。足は露出していなかったので助かりましたが、ほんと秒で刺されます。
来た道を戻りながら途中少し花蓮駅側へ歩いていくと、葱油餅のお店があります。
花蓮の葱油餅は私が知っているものとは違っていて、生地は揚げ焼くのではなく純粋に揚げていて、一瞬生地はややいびつな球体に膨らみます。その後、にんにく味のタレと半熟の卵(これも揚げてある)を包んで食べる形でした。
生地はサクサクともちもちが共存していて、タレと卵も最高に合っていてとても好きでした。葱油餅の中で一番好きかもしれない。また花蓮に行ったら必ず食べたいです。
夜市でも別の葱油餅のお店でもこの葱油餅を見ましたが、どこもそれなりに並んでいました。
チェックインの時間がもう少しあとだったので、休憩がてら(食べてばっかだけど)カフェに行くことにしました。
ここは友達が教えてくれたオススメのカフェなので安心して行ったんですが、結構隠れ家的な感じだったので入るの緊張しました。
雰囲気最高です。私の席は頭上でミラーボールならぬドライフラワーボールがまわっていました。おしゃれがまわっとる。
猫もいて私が行ったときは結構活発に動き回ってて面白かったです。机から机に飛んでました。
ケーキとミルクティーを頼んだんですが、ケーキは冷やしてあって真ん中ちょいシャリのレアチーズケーキみたいなやつ(分かりにく)でした。さっぱり甘すぎずでめちゃくちゃ美味しかったです。
ミルクティーは上の泡が全然熱くなかったので思い切り飲んだら下のミルクティー部分がマグマかってほど熱くて、泡の遮熱効果を身をもって実感しました。味は最ッ高に美味しかったです。
ホステルに荷物を置いて少し休憩したら18時半を過ぎたので、夜市に繰り出します。
夜市はホステルからちょっと距離があったのでバスで行きました。
東大門夜市、とにかく歩きやすい!バイクもないので轢かれる心配もありません。でも結構広いので感覚掴むまで道に迷いまくりました。
まずは食べたかった「強蛋餅」の鮮蚵起司塔香雙蛋蛋餅(牡蠣とチーズの蛋餅)を食べます。店の前は混んでいましたがほとんど持ち帰りを待つ人たちだったので、すんなり注文出来ました。80元。內用の場合は店の奥で食べることが出来ます。
牡蠣たっぷり。いや~~~~贅沢な蛋餅だ~~~~~
タレはかなり甘い寄りの味付けでした。しょっぱ党の私はここに醤油でも垂らしたら美味しいかも…という邪な考えが頭をよぎりましたが、チーズの塩味で十分美味しく頂けたので大満足です。牡蠣がとにかく盛りだくさんなので、牡蠣好きな人にはたまらんと思います。
蛋餅が結構ボリュームがあったため、しばし徘徊します。
もろこし食べようか…とか原住民の食べ物…とかいろいろ見ましたが、結局もともと調べていたお店に行くことにしました。冒険しない人間です。
「蒋家花蓮創意官財板」は先ほど行った強蛋餅の隣にあります。この夜市で一番有名?なお店らしい。台南で見たトーストにシチューが入ったやつみたいな感じです。他にも官財板のお店はありましたが、ここがダントツ並んでました。
食べたのは黑椒豬肉。揚げ焼きっぽい厚切りトーストに黑椒豬肉が詰まってました。サイズとカロリーに反して55元という良心価格。
暗いところでひっそり食べたので写真がありません。Google地図にたくさん素敵な写真があるのでぜひご確認ください。
カロリー爆弾のふたつを食べたら徒歩で帰らねばという危機感に襲われたので、とぼとぼ帰りました。メインの道は旧正月用の提灯が綺麗にライトアップされていて、夜でもあまり怖くなくて良かったです。
1日目はこれで終わり。
で、本当は2日目に太魯閣に行くつもりだったんですけども、現在コロナの影響でもともと1時間1本のバスが平日に限り1日3本になるということを知らず、また雨がまあまあ降っており、場所が場所なので諦めることにしました。
完全に下調べ不足すぎました。
今度行くときは余裕持って調べよう…
ということで、花蓮旅行日記終了です!
読んで下さってありがとうございました。
おまけ
夜市の帰り、可愛い猫ちゃんが寝ているな~(^^)フフ と思って近づいたら
ずだ袋のオブジェだった。
終わりです。