【台湾隔離生活14日目】何だかんだの最終日

こんにちは。

今日で隔離も最終日、ホテルからも警察からも「今日で終わりやで」と連絡をもらいました。0時には外に出られてチェックアウトも出来るよと言われましたが、普通に路頭に迷うので大人しく夜は引きこもることにします。ただ深夜のTaipei city(イイ発音)*1は一度歩き回ってみたいですね。過去の旅行では遅くとも9時ごろにはホテルに戻っていたので、非常に興味があります。終電間際の道頓堀とか大好きでよく行っていました。(関係ない)夜市とかどうなっているのだろう。

昨日とても元気が無い状態でしたが、我ながらとても単純でマクドナルドでダブルチーズバーガーとポテトを食べたら一気に元気になってきて、そのあと大好きなyoutuberフワちゃんの新しい動画を見たら完全に復活しました。

この2週間、一番キツかったのはいつ頃かなぁと思い返してみたのですが、3,4日目あたりですね。「エッ、この生活をマジで2週間?そっか…そうだよね…」とワケの分からない自問自答をしたりして、どこにも吐き出しようがないモヤモヤもあって我ながら発散も出来ずしんどかったです。2週間?ヨユーヨユー!とニコニコのたまっていたのが、実際始まったらじわじわ実感が忍び寄ってきて、あっ実は結構怖かった!みたいな。

以前書きましたがこのあたりにヤツが出たのも拍車がかかって、「いやこの生活結構しんどいわ」となりました。そのうえ日光が思ったより入ってこない、窓の外が非常に汚い非常階段(言いたくて言っているわけではない)で開けるのも無理、と環境のマイナスポイントにドドドっと気づき始めて、「あ、これ今感じていることをどうにか受け入れられなかったら、今後さらにしんどくなるな」と思いました。

そのあとは徐々に環境にも慣れてきて、10日超えるころには「もうちょっとで終わりかぁ~結構あっという間だったな」と思えてたんですけど、そのころからご飯がキツくなりだして夕飯はほぼ断ってUberEatsを頼んでました。断るの申し訳ないな~と思ってました。別にそんな考えることでもないけどね。

高カロリーもそうだし甘さもそうだし、暑いところってこんなに甘さ推してくるんだ!?いやこれで白飯かっこめなくない?と思ったことも何度か。

でもこれに関しては自分の意志で選べない状況において食べたくないタイミングで食べたくない味のものを食べることがキツかった、というだけの話なので、事前にどういうメニューになるか教えてもらったり嫌いなものを伝えたり自分から改善する努力は出来たよな。という反省です。実際、朝ご飯の飲み物は甘いのじゃないと嬉しい、と伝えて無糖にしてもらいましたし(途中からまた甘いものに戻ったけど)、この辺はガツガツ伝えていくファイトが必要だったなと思います。

 

色々書きましたが終始思うのは、この防疫ホテルのスタッフの方はとてもフレンドリーで素晴らしいなということ。日本語に詳しい方が何名かいらっしゃって、時折日本語でやり取りもしてくれました。迷惑な隔離客でアレですが、オススメの台湾ドラマや夜市のお店なども色々教えていただきました。ご飯で分からないものがあれば、これ何?と聞くと日本語版のwikiページを教えてくれたり。

ホテルに関してさらに言うと、予約のときから日本語で返してくれたり、最初は予算が合わず断ろうとしたら別の部屋を勧めてくれたり、規約が変更され入境時に隔離先の証明書が必要になったときも、連絡して10分後には証明書のファイルをくれたり。とにかくとにかくホスピタリティが爆発していたなと思います。

台湾より遥かに感染状況が悪い国から来た人間を受け入れてくれて、もしかしたら自分たちが感染するかもしれない、感染しなくても私に症状が出て陽性になったら自分たちが隔離対象になるかもしれない、そんな状況の中で対応頂けるのは決して当たり前じゃない、ありがたいことだなとヒシヒシ感じています。

 

明日、無事に次の滞在先に移れるかとても不安ですが(防疫タクシー以外で初めてタクシーを使う予定)、今日はとにかくスーツケースに荷物をまとめることに全力を尽くします。

*1:言い方はこのイメージ。Taipei cityとは一度も言ってないけど。

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