【台湾生活82日目】台南小旅行2日目

こんにちは。

今回は下記の記事の続きです。

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朝食は何にしようかと宿で色々調べました。

せっかくなら人気店にしようと思い(ミーハー)朝5時の開店にも関わらず、開店時間から行列が出来るという牛肉湯の店「六千牛肉湯」に行くことに。人気店のあまり朝8時には牛肉湯が売り切れることもあるそうで、これは早起きせねばと思いつつ就寝したけれど、結局到着は朝9時半。やる気ある?

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が、運良くお目当ての牛肉湯は売り切れていなくて、しかもタイミングが良かったのかあまり待たず相席で滑り込めました。人気店で観光客もたくさん来るためか、店員さんも私のような人間には慣れていて人数を伝えたあと座るテーブルを案内してくれます。

注文は店の奥まで行って、口頭で注文しました。お金はそこでは支払わず、脇に調味料があるから持ってって~、みたいなことを言われます。ここでも千切りショウガを大量にいただく。

頼んだのは牛肉湯と白飯。白飯はクチコミでほとんどの人が頼んでいたので。(ミーハー)

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運ばれてきたタイミングでお金を払います。

牛肉湯は昨日食べたものと比べてスープの味が濃く塩味がきいているので、ご飯が進みます。スープをご飯にかけてショウガのっけて食べたら最高だった。牛肉も柔らかくておいしいです。

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あっという間に食べ終わってしまい、そのころには列も出来ていたのでそそくさと店を出ます。外に出るともう暑くて暑くて天気も良くて、日傘が無いとクラクラしてきます。次は藍晒圖文創園區に行きたかったので、そばで何か冷たいものでも食べたいなと思い始める。

このとき10時半ぐらいだったので開店しているお店は少なかったですが、「德記古早味手工汕頭豆花」という豆花屋さんがやっていたのでそこに行きました。

豆花は台湾の豆腐スイーツで、なめらかな豆腐プリンにシロップと色んなトッピングをのせて食べるのが主流の食べ方です。トッピングは店によって多岐に渡りますが、私は大体頼むものが決まっています。小豆、芋圓(さつまいものもちもち餅みたいなやつ)、花生(ピーナッツ)。大体この辺。

が、暑さで酸っぱいものが食べたくなり、今回は檸檬豆花にしました。一生懸命中国語で注文しましたが「檸檬」の発音:Níngméngがどうしても上手く発音出来ず、老闆に終始笑われました。笑顔さわやか眼鏡老闆。優しい方でした。

ほどなくして運ばれてきた檸檬豆花、酸っぱくて冷たくてさっぱりで美味しかったです。底にはシロップ漬けのパイナップルが沈んでます。最後までずっと美味しい!

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少し涼めたので藍晒圖文創園區へ。

おしゃれなお店やカフェやフォトスポットが集まった場所です。いろんな人が写真撮りまくってました。ここはなんだか色々なところが青いです。とか言いながら載せている写真は写真は青くないけど、行ったら絶対青いなぁと思うはず。

この先は君の目で確かめてくれ!(不親切な攻略本)

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私はこの右下の青いキャラが可愛くて好きです。目は電光板になっている。台湾って電光掲示板好きだよね。

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続きまして、林百貨。三越前から直通でバスが出ていて、ちょうどタイミングも良かったのでバスで行けました。炎天下の中歩いていくのはしんどいので助かった。

林百貨といえば、台南の観光スポットとして超超超有名なので私から特に何も説明することはないんですけど(そんなのばっかりですみません)、日本統治時代に山口県出身の経営者、林方一さんという方が作った百貨店だそうです。

台中の宮原眼科のようにもともと別の施設として建てられた建物をリノベして…ではなく、もともと百貨店として建てられたそうです。日本の統治から離れた後は百貨店以外の用途で使われていましたが、2013年からまた林百貨店として営業を開始したとのこと。

売物はすべてメイドイン台湾。正直あまり買い物をするつもりはなくて、冷やかし程度に見るか…(何様)という感じだったのですが、

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いや~~~~~~~~~可愛すぎる。

これはボポモフォという、台湾で使われる発音記号をモチーフにしたグッズたち。ボポモフォはあくまでも発音記号ですが、感覚としてはひらがなに近いです。まさに台湾にしかないグッズ。まさにメイドイン台湾。

特に可愛いと思ったのは写真右のオレンジのランチトートバッグ。なぜ使用用途が分かるかというと、「彳」は拼音だと「chi1」、漢字に直すと「吃」。つまり中国語で『食べる』という意味になるんです。

か、かわいすぎる…。意味に気づいたとき、このカバンの前で悶絶しそうだった。

もちろん他にもまさしく台湾!なグッズが目白押し。すっかり林百貨ファンになってしまった私は、ドリンクホルダーを買いました。

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林百貨の刺繍つき。早く使いたくて、昨日行った宣福居に再訪しました。

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続いて、国立台湾文学館。建物はもともと旧台南州庁だそう。修復期間で全景は見られませんでした。

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中の展示は無料とは思えない凝り方で、日本語訳もあります。訳された日本語がとても綺麗で、さすが文学館だなと思わされます。

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中は天井高くて綺麗で解放感あふれてます。ここはお土産屋さんのそば。終始落ち着いた雰囲気なので、静かな場所に行きたくなったらちょうどよい場所です。

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国立台湾文学館からあまり離れていない場所にあり、行きやすそうだったので台南孔子廟(お寺のようなところ)へ。

写真じゃ全く伝わらないけど、芝生の緑が綺麗です。例えて言うなら、日本ダービー開催日の東京競馬場 芝コースを歩きやすくした感じ。(福永騎手!連覇おめでとうございます!)

孔子廟の赤と相まって、時代物映画のセットのようです。

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近くに孔廟商圈という、たくさんお店が並ぶ通りがあります。

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こんな形で犬を繋いでいるところを私は初めて見ました。

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この辺で暑さにまた耐え切れなくなってきたので、かき氷を食べることに。

台南に来てから思ったのは、果物屋さんが本当にたくさんあるということ。もちろん台湾自体が果物の宝庫ですが、さすが台南というべきか、フルーツジュース屋や果物屋さんが私の住む場所よりも多い印象を持ちました。

マンゴーが食べたくなったので、マンゴーかき氷がある「莉莉水果店」へ。

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Google mapだと超人気店。日本人もたくさん来てる様子。土日だしこの天気だし、どうかなと思ったらやはりとても混んでいました。お店で食べることを諦めた人が持ち帰りで購入し、近くの駐車場に座り込んで食べているほど。諦めて帰ろうかと思いましたが、また歩いて違う店に行くのは気が滅入ったので、何とか空いている席を見つけて相席で滑り込み。こういうとき、相席に慣れている台湾で良かったなと思います。

席を取ったらレジのそばにある注文シートに数を書き込み、お金を払い席で待ちます。

待っている間、席の近くにぶら下がった鳥小屋の鳥を見てました。

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芒果牛乳冰(マンゴーかき氷)。氷はミルク味ではなく普通の氷タイプ。お値段160元。普段の食生活からしたらめちゃくちゃ豪華。まあたまにはネ…

マンゴー、とてもおいしいです。食べてる間はもう脳内「おいしい」で満たされます。冷たい~甘い~おいしい~ずっとその繰り返し。

上にのっかっているのは恐らくグリーンマンゴー。食べたら全然甘くなくてちょっときゅうりっぽい?感じでした。ドライマンゴーものってます。(しなしなのオレンジのがそれです。)甘さが凝縮されてておいしかった。

そういえば、最後に芒果牛乳冰を食べたのはちょうど2年前でした。あの有名な冰讃。冰讃のかき氷も美味しいよね。プリンをのせて食べてみたいんです。はー食べたい。

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そろそろ帰るかぁ、とバスの時間などを調べていたらふと思い出す。

いや鍋燒意麵食べてないわ。

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おいし~~~~~~~~~~~~い。

かき氷でせっかくクールダウンしたのに、一気に元に戻るどころかさらに熱くしてどうする。いや、違う、ちょっと聞いてほしい。

いやもちろん熱いのは鍋燒意麵もそうなんだけど、今回座った席がむちゃくちゃ日当たりがよすぎるところで、待ってる間、私もうどこか焦げた…?というくらい熱かったんです。しかもその激しい熱光線、私だけに注がれてて、みんな涼しげな顔して麵すすってるんです。孤独ってこういうことか……とか中二病再発するくらいには暑かった。ので、暑くなったのは決して鍋燒意麵だけのせいじゃないです。

鍋燒意麵はやっぱり今日も美味しかったので良かったです。

写真、もう一回見てください。めちゃくちゃ日当たり良くないですか?見てください、この陰の濃さ。そんでもって私の前、日が当たってないっていうのも分かってください。それだけで私は救われます。

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同じ写真を2回も見せて、私は一体何に囚われてるんですかね?

 

このあとはバス乗って帰りました。帰りは3時間半くらいかかりました。死。

 

1泊2日旅行記終了です。

長々お付き合い頂きまして、ありがとうございました。